採用面接を通過するには

写真 清潔な身なり や 社会人としての立ち振舞い が必要であることは大前提です。それ以外に面接で最も大切なことは、面接官の質問に対して正確に回答することです。ここで言う「正確」とは、質問に対して筋の通った答えになっていることを意味します。ハキハキと大きな声で熱意いっぱいに話したとしても、正確に回答できていなければ面接官は「ん?」とあなたに疑問符を付けます。
正確に回答できていない1例を挙げます。
 ◆質問:なぜあなたは自動車業界で働こうと思ったのですか?
 ◆回答:私は小さなころからモノづくりが好きでした。だから自動車業界で働きたいのです。
あなたは、この回答例を読んで「ん?」と思えますか? 質問の意図は「他の業界ではなく、なぜ自動車業界を選んだのか?」というものですが、回答は「モノづくりが好きだから」となっています。
モノづくりが好きなら、自動車に限らず、文房具、電化製品、医療機器、建築などの業界でもモノづくりはできます。よって、この回答では筋の通っていない答えとなって、面接官の「ん?」というマイナス印象に繋がってしまいます。

逆に言えば、正確に回答できていれば、話す声が少し小さくても、途中で少しつかえてしまったとしても、面接官からマイナス印象は持たれません。
まずは相手の質問に対して正確に回答できるよう、対策を練りましょう。対策を練るにあたっては、面接ではどのような質問が来るのか?を想定して事前準備しておくことが最も効率が良いです。面接でよく訊かれる質問、面接官は何を訊きたがっているのか、といった情報が入手できれば事前準備も楽になります。

面接には対策を!

面接の達人2015 バイブル版 (MENTATSU)
 私が新卒で就職活動をしていた頃にも、『面接の達人』は読んでいました。この本は、模範回答例のようなことが書かれていないのが特徴です。模範回答ではなく、考え方が書いてあります。
 また、面接マナー服装に関しての記載もあり、参考になります。一読しておく価値ありです。
面接の達人2015 面接・エントリーシート問題集 (MENTATSU)
 この本は、面接やエントリーシートの質問例と回答例と注意点が記載されています。注意点は、回答例を添削する形式で書かれているので、理解しやすいです。
 また、業界別で必ず訊かれる質問も載っているので面接対策には必需品です。


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